2022年10月13日に「累計10万時間分の手作業の自動化を達成！－ 全社規模のRPA展開を約1年半で完了 －」と題して、TIS株式会社（以下TIS）大森　淳志氏に某製造業様でのRPA導入プロジェクトについてご講演いただきました。

　「全部門の間接業務を3割以上削減する」という目標を達成するツールの１つとしてRPAが採用され、2020年度にからプロジェクトを開始した事例を紹介いただいた。コロナ渦のため、9割以上リモート対応で進めていくという状況の中で現行の業務手順書がない、情報が不足しているという中でお客様に寄り添って丁寧にヒアリングを実施したり、長年大規模開発プロジェクト推進で培ったノウハウを活用しつつ、RPAの特性を加味したプロジェクト運営によって期間通りプロジェクトを遂行させ、100本以上のロボットを開発・導入し、プロジェクト開始後の目標である年間10万時間の業務効率化を約1年半達成した事例をご紹介頂きました。

　NRACでは、DXや業務改善を推進させるための意識醸成や開発・運用ルールに関する事例だけでなく、各事例で得られた示唆を共有し、RPAとAIの実装が促進されていくのか今後も検討し、世の中に提言していきたいと思います。

2022年10月13日　開催